ChopValue Japan、割り箸リサイクルプログラムに先駆け、 川崎市拠点のSTORY社とパートナーシップを締結

ChopValue Japan、割り箸リサイクルプログラムに先駆け、
川崎市拠点のSTORY社とパートナーシップを締結
日本、川崎 — 2024年12月19日
ChopValue Japanは、ストーリー株式会社(以下、 STORY)とのパートナーシップを発表しました。ChopValueは、未活用の都市資源を、高品質な環境に優しい製品に生まれ変わらせている、循環型製造業のリーディングカンパニーです。また、パートナーであるSTORYは、川崎市を拠点としており、子育て中の母親にフレキシブルな雇用機会を提供し、地域の多様な才能を活かす人材紹介事業を展開しています。
本パートナーシップの締結は、2050年までに川崎市が目指す脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」という同じ目標に向かって進むものです。STORYのもつ地域の母親ネットワークを通じて川崎市内のレストランや企業に割り箸リサイクルプログラムを広めていくことで、川崎市のコミュニティの繋がりをより深め、循環型社会の実現を目指しています。
STORY代表取締役の松尾実里氏はこのように述べています。
「弊社は『子供たちの未来がよりよくあるために社会的な問題を解決していくこと』を目的とした一般社団法人Miraiallかわさきを株式会社カリヨン・カンパニーと共同で昨年設立いたしました。 ChopValue Japanの取り組みは、まさに私たちが目指しているテーマです。大好きな川崎が持続可能な街であり続けられるように、この社会課題を企業・行政・市民一体となって進めていきたいと思っております。」
ChopValue Japan 代表取締役、ジェームズ・ソバック氏は「このパートナーシップにより、地域コミュニティから気候ポジティブな未来を広げていきます。私たちは共に、社会課題の解決と持続可能性を両立し、責任ある経済成長モデルを構築していきます。」と述べています。
川崎市は長年にわたり、革新的な取り組みと研究開発の拠点として知られています。先駆的な環境施策の歴史と、ChopValue日本初のマイクロファクトリー、そして本パートナーシップの始動により、責任ある資源管理の促進と、持続可能な未来のためのコミュニティ構築に向けての大きな一歩となります。
「ChopValue」について
ChopValueは、分散型製造アプローチを進める世界初の循環型経済フランチャイズである。現在、9カ国で事業を展開し、80以上のマイクロファクトリーを開発中であり、世界規模で地域に大きな影響を与えている。
日本への進出は、都市で回収できる割り箸の最大かつ最もアクセスしやすい市場との関係を代表するだけでなく、そこから生み出す高品質な製品を通じて地域コミュニティに貢献するチャンスともなります。世界で気候変動への対応がますます重視される中、私たちは業界全体を巻き込み、実践的な解決策を提供することで、サーキューラーデザインが、持続可能な未来を実現する道を示したいと考えています。」
2016年の創業以降、使用済み割り箸のリサイクルプログラムを通じ、ごみ埋立地に送られるはずだった1億9千万本以上の割り箸をアップサイクルしてきた。住宅、レストラン、企業向けに、品質やデザインに妥協することなく、環境に優しい木材代替製品に加工してきた。また、彼らは循環型経済のモデルとして、地域密着型ビジネスの可能性を示している。
カーボンネガティブな未来に向けた資源効率に優れた彼らの取り組みについて詳しくは、こちらをご覧ください。
ChopValueは、気候に優しい材料と製品を常に優先することにコミットしているMicrofactory Venture Platform (MVP)グループの一員である。
MVPが循環型経済への変革をどのように牽引しているかについては、こちらをご覧ください。
「ストーリー株式会社」について
STORYは、神奈川県川崎市に拠点を置き、子育て中の母親やアスリート人材と企業を繋ぎ、フレキシブルに働ける新たな価値を創造する活動をしている企業である。また、多様な才能をもつ人材紹介事業、クリエイティブ制作、ビジネスコンサルティング事業を展開する。同社は、地域コミュニティへの貢献と、川崎市に根ざした地域経済の発展を支援することに尽力している。