[Town News掲載] 浅尾環境相が視察 - 区内のアップサイクル企業
9 日前
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9 日前
使用済みの割り箸を回収し、家具や建材に作り替える「アップサイクル」に取り組んでいる会社「ChopValue(チョップバリュー)」(上小田中)に6月16日、浅尾慶一郎環境大臣が視察に訪れた。
アップサイクルの工程の説明を聞く浅尾環境相(左)
同社は、カナダで創業した会社で世界各国に約80のマイクロファクトリー(工場)を展開。昨夏、9カ国目となる日本法人を設立。今年4月に国内初のマイクロファクトリーを上小田中に設立した。同社が取り組んでいるのが、飲食店などで使用された割り箸を回収し、高品質な建材や家具に作り替えること。今春実施された全国都市緑化かわさきフェアでも割り箸の回収を行ったほか、市内の企業や中原区商店街連合会、川崎市商店街連合会の会員店舗にも回収BOXを設置してもらうなど、その取り組みを進めている。
今回、そうした循環型経済の取り組みに関心を持った浅尾大臣が視察に訪れた。浅尾大臣は、同社のソバック・ジェームス代表取締役やスタッフからマイクロファクトリー内を案内され、回収から製品の製造、過程の説明を受けた。
浅尾大臣は「普段使っている割り箸がアップサイクルできるということを多くの人に知ってもらえると循環型社会をつくるうえでは有効だと思う。政策的な課題はあると思うが推進していくべき取り組み」と視察の感想を語った。ソバック代表は「我々は廃棄物から資源を生み出す取り組みを世界中で行っている。法整備のところで環境省と連携が必要。この取り組みを日本で広げていきたい」と展望を語った。